6月10日、陝西省西咸新区の2020年「文化&自然遺産日」関連活動が、灃東新城昆明池・七夕公園でスタートした。
今回の活動は、西咸新区党工作委員会宣伝部、西咸新区文化&観光局が主催し、西咸新区灃東新城党委員会宣伝部、西咸新区灃東新城文化&観光局、西安昆明池景区運営管理有限公司が運営するもので、陝西省文化&観光庁党組織メンバー・副庁長の陳夢榆氏、西咸新区管理委員会副主任の趙孝氏が出席した。
開始式典では、省級無形文化遺産に指定されている「秦漢戦鼓」、「涇河竹馬」等のパフォーマンスが披露され、無形文化遺産の保護を研究する修建橋氏が「伝承と発揚——我々の心の故郷を守る」というテーマでスピーチし、専門家たちが今回の活動のテーマ「非遺伝承、健康生活」について活発なディスカッションを行った。
現場では、他にも多彩な展示・プロモーション活動が行われ、茯磚茶、散茯茶、水盆羊肉、黑陶、葫蘆器、剪紙等、数多くの省級・市級無形文化財関連製品が展示された。ライブ配信エリアでは、涇渭茯茶、五陵塬黑陶等の継承者がキャスターに変身し、ECサービスの「淘宝(タオバオ)」「拼多多」や動画配信プラットフォーム「抖音(TikTok)」等を通じて、無形文化遺産のオンライン展示を行った。
今回の活動は、「無形文化遺産の継承者たちに貴重な機会を提供し、伝統文化の発展を促した」と、多方面から高く評価されている。趙孝氏は挨拶で、西咸新区は今後さらに、中華の優れた伝統文化を発揚し、無形文化遺産の保護や継承を進めて、産業の振興や、文化と観光の融合に取り組んでいくと語った。
ここ二年、西咸新区は無形文化遺産の保護と継承を重視し、「非遺工坊」の建設を支援するほか、学校や観光地での茯茶技芸、秦漢戦鼓、黑陶製作法等の無形文化遺産活動を20回以上、関連の研修・討論会・プロモーション活動を10回以上組織し、中華の優れた伝統文化の継承と発展を促進してきた。今後も、様々な伝統文化の継承者や愛好者に、先進的な交流の場を提供し、無形文化遺産の保護と繁栄というダブル目標の実現に向けて努力していくという。(西安報業全媒体記者 于忠虎 吕聡)
参照元:http://news.cnwest.com/xian/a/2020/06/11/18831256.html
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