西安咸陽国際空港の発着回数50%回復 企業の活動再開を支援

西安咸陽国際空港の発着回数50%回復 企業の活動再開を支援

西部網電(陝西広播電視台『陝西新聞聯播』記者 單琳 周傑)現在、各航空会社が次々に運航を再開するのに伴い、西安咸陽国際空港の旅客数は大きく増えている。同空港の運営管理を担う西部機場集団は、企業の活動再開に向けた輸送を行うと同時に、税関・防疫等の関連当局と協力して、到着便や乗客の防疫業務を強化し、ウイルスの輸入による感染拡大を防いでいる。

西安咸陽国際空港の華夏航空(China Express)西安拠点では、飛行機の運航状況のモニタリングが行われている。ここしばらくの間、華夏航空は、医療チームや防疫物資等を輸送する重責を担う以外に、同航空路線網の強みを活かして、企業の活動再開のためのチャーター機33便を飛ばした。

華夏航空西安拠点の責任者、田原氏は言う。「3月13日の時点で、華夏航空は新型肺炎と闘うためのチャーター輸送任務を15回遂行しました。輸送した医療チームメンバーは延べ1161人、防疫物資は7172個で、うち緊急特別輸送が5414個です。」

3月17日に西安咸陽国際空港から得た情報によると、3月に入ってから、西安空港の発着回数は平均400回以上、一日の旅客数は約4万人になっているという。運航再開の面では、青海省のゴルムド、黒龍江省の大慶、新疆ウイグル自治区のカラマイ等との運航便が再開し、3月下旬には、運航便数や旅客数が大きく増加すると見られる。

西安咸陽国際機場股份有限公司・マーケティング部副責任者の謝成氏は言う。「この三日間の状況からすると、発着回数は一日平均500回に近づいており、旅客数は4万人を超え、各々昨年同期の50%と40%に回復しました。運航先は110空港、路線は160本以上が再開しています。」

輸送力の回復を早めるため、西部機場集団は、費用上の優遇措置や減免措置を航空会社に与えている。今後もこれを継続し、航空路線網の密度を上げていくという。

謝成氏は言う。「学校に戻る学生は、学生証を提示すれば、4月末まで当社の空港バス、長距離バスが全て無料になります。また各航空会社と連携して、学生用の特別チケット割引も用意します。」

最近は世界各地で感染が拡大しているため、西安咸陽国際空港は、税関や衛生防疫の関連当局と協力して、国際便の防疫を強化し、ウイルスの輸入による感染拡大を防ぐとしている。

参照元:http://news.cnwest.com/lianbo/a/2020/03/17/18580795.html
(翻訳の際に、内容が多少編集されていることがあります)

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