西部網電(陝西広播電視台『陝西新聞聯播』記者 蘭金龍 許雨眠 王一霖 殷旭)建設期間10日余りで、2月17日午前、西安市公共衛生センターが竣工し、引渡しが行われた。医療従事者が次々に入っており、いつでも稼働を開始できるという。
2月17日午前10時、医療従事者の宣誓と共に、西安市公共衛生センターの正式な引渡しが行われた。ここは、新型コロナ肺炎患者の集中受入れと治療に用いられることになっている。
西安市住建局局長の苗宝明氏は、「引き続きプロジェクトのフォローアップを行い、安全かつ着実に運用されるようにしていく」と語る。
西安市公共衛生センターは、西安市高陵区の310国道と210国道が交わる所にある。1万人近い施工管理者が、時間と戦いながら、三交代制で24時間施工を続けて、わずか10日で竣工、15日目には引渡しが完了した。完成した緊急病棟は、建築面積27542㎡、病床数は500床。すでにCT、人工呼吸器等といった医療機器の試運転調整が完了しており、いつでも使用可能になっている。感染を防止するため、病室は全て陰圧室で、病棟内も「三区二通路」の原則により、患者と医療従事者のエリアが分かれている。同センターには、西安市衛生健康委員会直属の病院15院から、スタッフ666名が投入される。
西安市公共衛生センター臨時党委員会書記・院長の虎威氏は言う。「現時点で、医療機器の試運転調整や設備の据付け、病室の状態、我々医療従事者の教育訓練等、順調に調整が進んでおり、すでに稼働能力が備わっています。」
西安市公共衛生センターの建設と検収には、企業53社から、物資、設備、医薬品等の面で寄付があった。次は、高基準設計による西安市疾病予防管理センター及び1000床の三級甲等総合医院も計画されている。
西安市衛生健康委員会主任の劉順智氏は言う。「この公共衛生センターの『平戦結合(平時利用と非常時利用の結合)』は、我々西安市公共衛生部門が支えるシステムです。市全体、ひいては省全体が深刻な公共衛生問題の対策に取り組む上で、重要な役割を果たすに違いありません。」
参照元:http://news.cnwest.com/lianbo/a/2020/02/17/18491047.html
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