タクシー利用をもっと便利にするため、このほど、情報システム開発企業の高灯科技(GOLDEN)は、ライドシェア企業の嘀嗒出行と共同で、西安の「タクシースマートコード」に、電子発票発行機能を新たに追加した。このタクシー増値税電子発票ソリューションは、リアルタイムで走行データに紐付けして、メーター金額を計算する。高灯科技がタクシーサービスのデジタル化をさらにグレードアップするために創出したソリューションが運用されるのは、これで二度目である。
電子発票でタクシーのオンラインサービスがクローズドループに
西安「タクシースマートコード」は、西安市のタクシー業界が嘀嗒出行、西安銀行と共同で生み出した、「7」決済コードであり、今回、高灯科技の提供するオンライン発票発行能力が加わったことにより、「タクシースマートコード」のワンストップオンラインサービスは、クローズドループを実現した。
これまでは、タクシー利用で、乗客が発票をなくしてしまい、経費精算ができなかったり、実際の支払額が発票の金額と違っていたり、発票の印刷に時間がかかって遅れたりすることがあった。運転手の方も、面倒な発票発行手順に悩まされていた。
この度登場したタクシー電子発票サービスは、乗客と運転手、そしてタクシー業界にグレードアップ体験をもたらした。乗客は、乗車して車内の「タクシースマートコード」を読み取れば、電子発票を予め申し込んでおける。目的地に着いたら車内で待つ必要はなく、発票は乗客の指定アドレスにメールで送信される。急いでいる時は、支払を終えたら紙の発票を待たずに下車し、後から微信(WeChat)のミニプログラム「出租車智慧出行」で、走行記録に基づいて電子発票の発行を申請すればよい。
運転手にしてみれば、乗客は発票の印刷を待たずに、決済してすぐ下車できるため、停車違反のリスクを回避でき、業務手順が減り、運行効率が上がる。
タクシー業界にとっては、電子発票は発票に関する不正や偽造等の問題を解決できるだけでなく、ペーパーレス化によりタクシー会社の運営コストが軽減される上、税務のスマート管理にも役立つ。目下、西安市ではタクシー約2万台に、この電子発票サービスが搭載されている。
高灯クラウドサービスが都市交通のデジタル化をサポート
この度の西安タクシーにおける電子発票機能のリリースは、主に高灯科技の持つ財税デジタル化サービスプラットフォーム——「高灯クラウド」が提供するオンライン発票発行能力に基づいている。高灯クラウドは、ブロックチェーン、クラウドサービス、ビッグデータ、AI技術により、企業の「業財融合」を支援し、電子発票、電子アーカイブ、記帳エンジン、コンプライアンスリスク制御等の分野における企業のブレイクスルーをサポートする。
特に電子発票サービスの分野では、高灯科技は高灯クラウド技術に支えられ、かなりの経験を積んでいる。2019年には、交通運輸部関連部局の指導の下、高灯科技は深圳市交通運輸局、国家税務総局深圳市税務局、WeChat Pay(微信支付)と共同で、全国初の「タクシーETC」ソリューションを生み出し、深センにおいて、タクシー料金と高速料金の計算&電子発票の発行を実現した。このソリューションは乗客に、一層スマート化した体験をもたらし、公共交通のイノベーションに見本を示した。
今の時代、消費者ニーズの高度化に伴い、従来の産業はデジタル化への転換を迫られている。この度の西安「タクシースマートコード」電子発票サービスは、高灯科技が創出したタクシーサービスデジタル化ソリューションの二度目の運用であり、タクシーの電子発票発行・ストレージ等における一連の問題を解決した。この一連の活動は、国内トップクラスの財税スマートソリューションとクラウドプラットフォームの企業である高灯科技が、イノベーション・専門性・顧客本位・体験重視を核心とする理念を持ち続けていることの表れでもある。今後も、高灯科技は、より多くのパートナーと共に、タクシーサービスのさらなるデジタル化を実現していくことにしている。
参照元:http://news.cnwest.com/xian/a/2020/08/12/18996367.html
(翻訳の際に、内容が多少編集されていることがあります)