西安、スマート交通の模範都市を目指す

西安、スマート交通の模範都市を目指す

6月3日、西安市交通運輸局は、オンライン地図サービスの「騰訊地図」と戦略的提携枠組協定を締結した。双方は「インターネット+交通」を巡って交通ビッグデータの融合・共有を行い、西安のスマート交通体系の構築を推進し、西安市民の交通に対する満足度を高めると同時に、西安市をスマート交通の模範都市にするとしている。

交通は市民の外出と重要な関わりを持つため、つねに最も注目の高い民生分野である。西安市交通運輸局は全市の道路交通輸送業の主管部門であり、すでに総合交通ビッグデータセンターを設けて、様々な交通副次産業のデータを集めており、豊富で信頼性の高い交通情報資源を有するという。「騰訊地図」は「インターネット+交通」の騰訊生態サービスとビッグデータ分析能力を持ち、社会資源を統合して、業界トップのスマート交通管理サービスプラットフォームを構築できる。

西安市交通情報センター副主任の黄凱氏によると、これまで「春運(春節前後の帰省ラッシュ)」期間、鉄道駅や空港の利用状況は、おおむね過去のデータにより予測していたが、予想が外れて渋滞を招くこともあった。ビッグデータ分析を取り入れてからは、旅客状況をリアルタイムでモニタリングできるため、精密な予測と調節が可能になった。今回の締結により、西安市交通運輸局と「騰訊地図」は、長期的な戦略提携関係を構築したことになる。

今後、西安市の交通システムは、「騰訊地図」のビッグデータを利用して、旅客輸送、通勤、重点区域の交通状况等、重要な場面でのビッグデータ分析を行い、管理・意思決定・サービス等を網羅した全方向的な交通最適化案を提供し、西安の都市交通計画や公共交通調整に確証を提供し、市民によりよいサービスを提供して、総合的かつスマートで環境にやさしい交通環境を創出するとしている。(西安報業全媒体首席記者 梁璠)

参照元:http://news.cnwest.com/xian/a/2020/06/04/18812377.html
(翻訳の際に、内容が多少編集されていることがあります)

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