
「中国の住宅設備産業は今、大きな調整・統合の移行期の只中にあります。住宅設備のECやオンラインショップが急速に発展し、オンラインとオフラインの統合等が、企業発展の新たなチャンスになっています。消費者層の主流は『80後(1980年代生まれ)・90後(1990年代生まれ)』へと移り、独自性や便利さが求められるようになり、品質・サービス・体験には、切実なニーズがあります。」3月2日、「シルクロード家居之都2019フォーラム」において、中国建築材料流通協会会長の秦占学氏は、住宅設備産業の発展傾向を分析し、こう語った。今後勝つためには、企業は情勢をしっかりと見極め、市場の変化にどんどん対応していかねばならないと。
シルクロード住宅設備エコシステムの構築。「インターネット+住宅設備産業+貿易」と「インターネット+住宅設備文化」という2システムの確立。小売店開設・設計・サプライチェーン・金融・インターネット等の領域における、各メーカーやディーラーへのシルクロード周辺での販路開拓やマーケティング支援の提供。相互接続したクラウドプラットフォームの共同構築。フォーラムでは、西安大明宮実業集団の総裁・任恋氏、中国建築材料流通協会の会長・秦占学氏、陝西省家具協会の靳喜鳳氏、家電ECサイト「蘇寧易購」の陝西総経理(社長)・王軍氏等、多くの業界関係者が、西安の「シルクロード家居之都」というコンセプトや計画について、様々な角度から意見を出した。
「『シルクロード家居之都』というコンセプトを打ち出したことで、住宅設備産業の新たなモデル・業態・成長が促されるだけでなく、商業・貿易・流通業のサプライサイド改革の道を探ることに繋がりました。」西安市商務局の副巡視員・安建勇氏は言う。
「今日の住宅設備産業は、イノベーションと、発展への努力を必要としています。業界関係者は皆、目標を持ち、全力を傾けて、夢を実現させなければなりません。」大明宮実業集団の総裁・任恋氏は語る、国の「一帯一路」戦略や、「ハブ経済・ポータル経済・流動経済」の発展を図る・内陸の改革開放の先進地を作る等の陝西省の政策の効果により、全ての業界関係者と共に、「シルクロード家居之都」を建設し、「シルクロード住宅設備エコシステム」を構築して、「世界中の物を買い、世界中に物を売り、世界中を楽しむ」というビジョンを実現しようと。(賀鑫 李相)
参照元:http://www.sn.xinhuanet.com/2019-03/04/c_1124191095.htm
(翻訳の際に、内容が多少編集されていることがあります)