「硬科技・自立自強」西安高新区の投資環境説明会&重点プロジェクト調印式典が開催

「硬科技・自立自強」西安高新区の投資環境説明会&重点プロジェクト調印式典が開催

6月9日午前、2021グローバル硬科技カンファレンス(全球硬科技創新大会、The Global Hard & Core Technology Conference 2021)の期間中に、「硬科技・自立自強」と銘打った西安高新区投資環境説明会&重点プロジェクト調印式典が開催された。世界各地から参加した企業に向け、西安高新区は「シルクロード科学城」のコンセプトプランを紹介し、硬科技の実力をアピールすると共に、今後の発展方向について語り合った。また、総投資額685億4600万元に上る重点プロジェクト30件の調印が行われた。

「硬科技・自立自強」西安高新区の投資環境説明会&重点プロジェクト調印式典が開催
「硬科技・自立自強」西安高新区の投資環境説明会&重点プロジェクト調印式典が開催

電子情報、先進製造技術、インフラ、総部金融、観光等、波及力が大きく成長性の高い領域に渉るこれら重点プロジェクト30件は、イノベーションの先端や産業変革の趨勢を示しており、現代産業体系の構築と重点産業の発展を目指す西安高新区の方向性に沿ったものであるという。

うち、西安高新区に研究開発センターを設立する小米(シャオミ)のプロジェクトは投資予定額2億2000万元、主にスマートフォン等のスマート端末の研究開発を行うと同時に、西安電子科技大学等の有名校とのジョイントラボラトリーのほか、研究開発センターとジョイントラボラトリーの研究成果の移転を担当する成果移転センターを設立して、理論研究の産業化を推進する。正威集団(Amer International)のプロジェクトは、シルクロード国際総部、電力設備製造拠点、新素材生産拠点を建設すると共に、エネルギー関連業界の炭素排出量取引プラットフォームと決済センターを設立する予定である。隆基股份の水素エネルギープロジェクトは投資予定額3億元、水電解式水素ガス発生装置プロジェクトの総部として西安隆基氢能科技有限公司を設立しており、計画面積は約1.5万㎡、初期の年産は500MW、1000Nm3/hアルカリ形電解装置100台を、5~10年かけて1万台に拡張予定である。三菱重工の中国技術イノベーションセンタープロジェクトは投資予定額10億元、三菱重工の低炭素都市や総合エネルギー関連の技術と成果を中国に移転するもので、主な内容は技術成果移転、関連製品のインキュベート促進、総合ソリューションの展示、人材育成等である。

このほか、追日潤公司の半導体実装テスト生産ライン、vivo(ヴィーヴォ)西部総部、哈囉出行(hello global)西北総部、泰康(Taikang)西安スマートホームケア総部等のプロジェクトも、産業発展やインフラ等における西安高新区の配置をさらに充実させ、硬科技の発展を促し、設立30周年を迎えた西安高新区の再出発に基盤を構築するとみられる。(通信員 于秋瑾)

参照元:https://xa.ishaanxi.com/c/2021/0610/2090946.shtml
(翻訳の際に、内容が多少編集されていることがあります)

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