華商報電(記者 王強)9月22日、西安漢長安城国家大遺址保護特区管理委員会は「漢長安城遺跡全体発展計画審査会」を開き、10団体から提出された発展計画の審査を行った。最終的に、陝西省文化遺産研究院等3団体が、優秀計画作成団体に選出された。西安市副市長の馬鮮萍氏が出席した。
審査終了後、出席した上層部や専門家らは活発な意見交換を行い、漢長安城遺跡の発展問題について、専門家が次々に意見を述べた。西安市未央区委員会書記の楊建強氏は、「漢長安城遺跡は、歴史文化資源と世界文化遺産という強みを活かし、国家文化公園の建設申告を契機に、遺跡保護&利用の道を探り、文化の展示・景観の向上・文化と観光の融合を推進して、文化財・歴史・文化に光を当て、古代文明と現代文明の美しいコントラストを実現していく」と語った。
未央区の「五大片区」の一つとして、総面積約36km2の漢長安城区は、未央宮国家遺址公園を中核とする、独自の魅力に溢れた国家文化公園に生まれ変わることになっている。このため、8月下旬、西安漢長安城国家大遺址保護特区管理委員会は、漢長安城遺跡全体発展計画審査会の業務を正式にスタートさせ、発展課題の制約を打破し、地域住民の生活改善、経済発展、環境改善等の目標を実現すべく、遺跡の今後の発展方向の検討に取り組んできた。上海交通大学設計総院生態文化旅游研究院、上海格物文化発展研究院、北京緑維文旅集団、成都来也旅游発展股份有限公司等、国内の有名な団体がプランニングコンテストに参加した。
審議会によると、漢長安城国家大遺址保護特区管理委員会は、入選団体と共同で、専門家審査委員会の提案に基づき、選出した計画の細部を詰めて、省市の文化財関連当局の検討に提出し、漢長安城遺跡のさらなる保護と利用のための条件を整えるという。
出典:華商網-華商報
参照元:http://news.hsw.cn/system/2020/0923/1239749.shtml
(翻訳の際に、内容が多少編集されていることがあります)