21日に西安市行政審批服務局から得た情報によると、西安市は、市民の生活や企業の活動に密接に関係した「一件事一次弁(一つの事について一回の手続で処理できる)」統合改革を進め、市級レベルでの「一件事一次弁」10コースを創設するという。小さな工夫で行政サービスを大きく向上させるのが狙いである。

西安市は「相対集中行政許可権」改革をさらに進め、市級レベルでの行政サービス事項を確実に処理するようにし、権限区分の明確化を進めるよう区・県・開発区に指導するという。そして市級レベルで、市民の生活や企業の活動に密接に関係した「出生」「政府系機関・事業組織への就職」「中古住宅取引」「政府系機関・事業組織の退職」「高齢者関連」「企業設立」「企業の登記抹消」「住宅引渡」「道路掘削・占用許可」「水道・電気・ガス等の使用」を含む「一件事一次弁」10コースを創設する予定である。例えば赤ん坊の出生証明書であれば、これまでは赤ん坊の出生証明書、戸籍登録、医療保険加入登録、予防接種証等の手続を行う際、4通の書類に記入して4つの機関に出向き、資料12通を提出する必要があったのが、助産機構で専用の登記表に記入するだけでよくなり、身分証明書や戸籍簿等の資料4通を提出すると、平均3営業日で手続が終了する。ホテルを開業する場合は、3つの窓口に出向いて、資料11通を提出しなければならず、手続完了にそれぞれ1~3営業日かかったが、この改革により、資料9通を一括提出するだけでよくなり、7営業日で手続が完了する。
今回の「一件事一次弁」統合改革は、改革の注力ポイントとして、「六つの一(一回の告知、一枚の申請書、一つの受理窓口、一つのウェブサイト、一つの発給窓口、一体管理)」の推進により、「一件事(一つの事)」が「一次弁(一回の手続で処理完了)」するようにし、「手間・資料・時間・労力」の削減を実現するものであるという。4月末には、関連団体がこの「一件事一次弁」10コースについての改革計画を発表し、7月には統合サービスの提供がスタートする見込みである。(記者 張雷)
参照元:http://www.shx.chinanews.com/news/2021/0422/82188.html
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