CR300BF型「復興号」が銀西高速鉄道に正式に「就任」

CR300BF型「復興号」が銀西高速鉄道に正式に「就任」

西部網電(陝西広播電視台『陝西新聞聯播』記者 蒋雲龍) 銀川と西安を結ぶ銀西高速鉄道の正式な開通が目前に迫る中、12月15日、旅客輸送を担うCR300BF型動車組(新幹線)「復興号」が西安に到着した。

この度西安に到着したCR300BF型「復興号」は、中国での運用は初めてである。銀西高速鉄道の開通後は、17本のCR300BF型「復興号」が、西安鉄路局の運営に投入されることになっており、設計最高速度は250km/h、全長208.95m、車体最大幅は3.36mである。

時速250kmの既存の「和諧号」に比べ、同型番の「復興号」は、全面的に自主化され、そのソフト及びハードウェアは全て独自設計・製造又は選定であり、独自の知的財産権を持つ。また、車両用シートは暖かみのある黄色をベースに、オレンジと白のラインが配された、明るいデザインとなっている。

CR300BF型「復興号」は8両編成で、車内温度を鋭敏に検知する4つの温度センサーが各車両に設置され、スマート空調システムが車内の温度を快適に保つ。また、乗客のインターネット利用のため、車載ワイヤレスシステムも備え、各車両の両端にWIFIアンテナが2個加えられている。銀西高速鉄道は国家中長期鉄道網計画「八縦八横」高速鉄道網の包海ルートの重要な一部であり、全長618km、設計速度250km/h、年末に開通予定である。開通すると、西安から銀川までの所要時間は、現在の14時間から約3時間に短縮される。

参照元:http://news.cnwest.com/lianbo/a/2020/12/15/19368860.html
(翻訳の際に、内容が多少編集されていることがあります)

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