




西安新聞網-西安日報電(記者:張楊) 元宵節(旧暦の正月十五)を迎えた2月19日、各国の駐中大使・外交官が、陝西歴史博物館を訪れて華夏民族の築き上げた文明に触れ、人気の観光スポット「永興坊」で民俗や美食を体験して、「西安で新年を迎えた外交官」の一日は滞りなく終了した。多くの外交官は「西安年・最中国(西安の新年こそ最も中国らしい)!」と称賛の声を上げた。
早朝。サモア、マルタ、スロバキア、スペイン、ハンガリー等の国の駐中大使等と『世界中国』雑誌社の同行記者の一行が、陝西歴史博物館を訪れた。見学した大使等は、展示物に大いに興味を示し、しばしば解説員に訊ねたり、スマホで写真を撮ったりと、予定を一時間近く延長して展示物をじっくり鑑賞した。「三秦(陝西の別称)」の地は、中華民族の生活と発展、華夏文明の誕生と発展において重要な地域の一つであり、中国の歴史上最も隆盛を極めた周、秦、漢、唐など十三の王朝がここを都と定めたという。その豊かな文化遺産、深い文化土壌が陝西独特の歴史文化を形成しており、「古都明珠、華夏宝庫」と讃えられる陝西歴史博物館は、陝西の歴史文化と古代中国文明を展示する芸術の殿堂である。
その後、大使等一行は西安の人気観光スポット「永興坊」を訪れ、元宵団子の製作過程を見学したり、吹き飴細工作りを体験したりして楽しんだ。羊肉串(羊肉の串焼き)、涼皮(麺料理)、甑糕(蒸し菓子)、麻花(揚げ菓子)等、西安ならではの食べ物を口にした大使等が、習ったばかりの陝西方言で「嫽扎咧!(ベリーグッドの意)」と叫ぶ場面もあった。
この日、『西安日報』と『西安晩報』に掲載された「西安で新年を迎えた外交官」についての記事を目にした一行は、顔をほころばせた。ジョン・アキリーナ(John Aquilina)駐中マルタ大使は、「こんな素敵な新年を迎えている西安市民の皆さんに、そしてここ数年で大きく変わってきた西安に、新年おめでとうと伝えたい、西安は今後もっと発展していくに違いありません。」と語った。「西安には何度も来ていますが、毎回新たな驚きを与えてくれます。」とルディ・キリル・ワレンチノビッチ駐中ベラルーシ大使は言う。タプサライア・トゥマタ(Tapusalaia Toomata)駐中サモア大使は、「西安に来たのは4回目ですが、今回はちょうど中国の伝統的な祝日である春節(旧正月)中だったため、特別な感じです、西安の伝統美が見られました。」と語った。大使等は口々に、西安で新年を迎え、わずか数日間ながら非常に有意義な時間を過ごせた、この体験から、西安をもっと多くの人に紹介していくつもりだと語った。「この場を借りて西安の人々に新年の挨拶を送りたい、西安のますますの発展を願って、元宵節おめでとう!」
参照元:http://epaper.xiancn.com/newxarb/html/2019-02/20/content_369604.htm?div=-1
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