観光の発展を促す新たなモデルを探る上で、IT(情報技術)をいかに利用するか。デジタル化は西安のスマート観光のグレードアップに役立ち、「スマホ一つで西安観光」という未来を実現する。今日、西安培華学院の毛莉君副教授率いるチームが手がける、西安の情報産業と観光産業の融合モデル研究が、2020年度西安市社会科学計画のプロジェクトとして承認された。
同プロジェクトは、現在の西安市の情報産業と観光産業の融合状態を分析した上で、デジタル化時代における、情報産業による観光産業のグレードアップを打ち出している。二大産業の融合発展を追求し、「三位一体」の産業融合駆動モデルを構築して、意思決定層(政府主導)、応用層(システムの整備)、支持層(資源の統合)という三つの次元から、観光産業サービスのグレードアップを促進するという。
同研究は、IoT、インターネット、クラウドコンピューティング、ブロックチェーン等のITを観光産業に組み入れて、産業チェーンの構造調整や最適化を実現し、観光産業のサプライサイド(供給側)改革を進めると同時に、情報産業と観光産業の新たな成長点を生み出し、優れた産業エコシステムを構築して西安市の観光産業の融合を速めるよう導き、スマートシティ・スマート観光の建設を促進する。関連成果の運用は、今後の二大産業の融合に重要な支援を提供する。また、ITで産業を融合させ、産業間の障壁を取り除き、観光産業革命を推進し、全域観光サービスプラットフォームを構築し、「スマホ一つで西安観光」という未来を実現する、としている。
参照元:https://xa.ishaanxi.com/c/2020/0814/1790305.shtml
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