現地時間7月19日16時30分、中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車・中欧班列「長安号」のミラノ~西安便が、イタリア・ミラノのバスト駅を発車した。イタリアワイン、欧州の自動車部品、家具、越境EC商品等を満載した中欧班列「長安号」は、イタリア・ミラノのバスト駅からゆっくりと走り出て、一路東へ向かい、阿拉山口の税関を経て、16日後に12300km離れた陝西省西安市に到着する。
中欧班列「長安号」ミラノ~西安便の運行は、マルコ・ポーロの大遠征の現代版として、「一帯一路」戦略の主要内容である「五通」を推進し、長安号の「コミュニティ」拡大を図り、西安とミラノの投資・貿易・文化・技術の交流に迅速な物流経路を提供するという、特別な歴史的意味を持つ。イタリアの衣類、自動車、ワイン等、中国人に人気の高い商品が「長安号」に乗って中国に入る一方、「西安製造、中国製造」の商品も、「長安号」に乗ってイタリア、欧州に入る。長安号の運行は、西安とミラノ、歴史と文化で有名な二つの都市の、貿易・交流の新時代を開いた。
近年、中欧班列「長安号」は運行路線がどんどん増え、発展が加速している。現時点で、西安~中央アジア5ヶ国、ドイツ・ハンブルク、マンハイム、ニュルンベルク、チェコ・プラハ、フィンランド・コウヴォラ、ハンガリー・ブダペスト、ベラルーシ・ミンスク、ロシア・モスクワ等、13路線が開通し、中央アジア及び欧州地域の主な物流地点はおおむね網羅している。2019年1~6月の半年間に運行した中欧班列「長安号」は846便で、運行数は全国一位となっている。
参照元:http://news.xiancn.com/content/2019-07/21/content_3478422.htm
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