西安地下鉄、強冷・弱冷車両が全線に

西安地下鉄、強冷・弱冷車両が全線に

最近、西安地下鉄を利用する市民の中には、西安地下鉄駅の新しい変化——1、2、3号線の全駅のホームにおいて、「弱冷」と「強冷」のエリア分けの表示が設置されたことに、気づいた人もいるだろう。これは昨年、4号線に「同車不同温(一本の列車に異なる温度設定の車両を設置)」を実施したのに続き、西安地下鉄の管轄路線に同機能の対象範囲を拡大したもので、今後は暑い時季、乗客は自分の好みに応じて車両を選ぶことができる。

西安市軌道交通集団運営分公司の職員の説明によると、乗車時の快適さを高めるため、路線の運営や事前テストの状況に基づき、西安地下鉄では1、2、3、4号線の列車に、「強冷」車両と「弱冷」車両が設けられることになった。うち、1、2、3号線では1、6号車が弱冷車両で2-5号車が強冷車両、4号線では1-3号車が強冷車両で4-6号車が弱冷車両である。温度は「強冷」車両が22~25℃、「弱冷」車両が25~28℃で、乗客は自分の好みにより車両を選ぶことができる。

乗客の様々なニーズに応えるため、昨年8月、西安地下鉄では4号線で「同車不同温」サービスを試験的に行ったが、これが非常に好評であったという。サービスのさらなる向上のため、西安地下鉄では他の路線でもテストを繰り返して、空調システムのソフトウェアアップグレードや改良を行い、全車両集中制御において、車両別の空調制御を実現した。運転手は運転室で、パネルを介して車両別に空調を制御し、6車両のモードや温度を別々に設定することができる。

「同車不同温」の空調システム制御ソフトのアップグレード以外に、今年から西安地下鉄では、感染症防止策の一環として、全路線の列車空調システムに大規模改修を実施し、空調内部の洗浄と塵埃清掃、空調システムの配線・部品チェック、日常点検での空調フィルターの適時交換、毎日のフィルター・吹出口の消毒等を行って、空調システムの運転状態を良好に保つよう努めている。(記者 張彦剛)

参照元:http://news.cnwest.com/sxxw/a/2020/05/27/18787246.html
(翻訳の際に、内容が多少編集されていることがあります)

西安カテゴリの最新記事