西安交通大学は、国家プロジェクトである「中国西部科技創新港」を基盤に、「四網融合(通信、放送、インターネット、電力のネットワーク融合)」をいち早く実現し、中国の大学初の「智慧学鎮(スマート学府)5Gキャンパス」を建設して、スマートキャンパスの全国モデル基地となった。
紹介によると、「智慧学鎮(スマート学府)」は、「中国西部科技創新港」を柱に全体設計され、4つの校区の相互接続・資源共有を実現して、ヒト-機械-モノという三要素の新形式をつくり、四網融合、4区相互接続、高性能計算センター、スマート授業、スマート不動産等、10大機能を備える。「だれでも、どこでも、いつでも学べる」という、校区、園区、社区を一つにしたスマート教育サービス体系を構築して、新時代の高等教育の新たな形を探り、「双一流(一流大学と一流学科)」を建設するためのものであるという。
フォーラムでは、大学38校のトップが「5Gスマートキャンパス西安提案書」に署名し、5Gスマートキャンパスの建設をスタートラインとして、改革・イノベーションを行い、世界の技術最前線、国民経済の主戦場、国の重大なニーズに着目した21世紀の大学の新たな形の構築に努め、人材育成の質と、イノベーション能力、国際競争力、社会影響力を高め、中華民族の偉大なる復興を実現するため、強力な高等教育支援を提供することを、全国の大学に提案した。
また、西安交通大学は、華為技術有限公司、中国電信股份有限公司陝西分公司、中国移動通信集団陝西有限公司等と、フォーラムにおいて、スマートキャンパスの共同建設に関する契約を結んだ。「スマート大学の三大特性は、『全感知(full sensing)、全接続(full connection)、全知能(full intelligence)』であり、インターネットの配置により、学校サービスやキャンパス管理が可能になる。Wi-Fi6、5Gによって、全面的な接続が実現し、データや人工知能によって『全知能』が実現する」としている。
参照元:http://news.xiancn.com/content/2019-07/20/content_3477968.htm
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