中欧班列「長安号」が質の高い運行 陝西省は集散地として重要な役割を果たす

中欧班列「長安号」が質の高い運行 陝西省は集散地として重要な役割を果たす

西部網電(陝西広播電視台『陝西新聞聯播』記者 魏佳)新型コロナウイルス肺炎による苦境の中、中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車・中欧班列の「長安号」は逆に右肩上がりとなり、運行本数・積載率・貨物輸送量の三大指標で全国一位をキープした。全国各地の貨物が西安に集まり、また陝西省の製品が「長安号」に乗って国外へ送り出されたことになる。

一日の通関申告書数500枚以上、検査20枚以上。感染拡大を防ぐために西安税関が行っている「非接触式」通関と7×24時間のグリーン通路(特別緊急経路)のおかげで、中欧班列「長安号」の通関業務量は増える一方である。税関データによると、今年1-2月、「長安号」は運行本数が368本で、同期比1.95倍に増え、積載率・貨物輸送量等の重要指標は大幅増となって、全国一位をキープした。

新型肺炎発生以来、西安港務区は、鉄道関連当局との提携をさらに強化し、中欧班列の集結ポイントという西安の強みを活かして、欧州からの復航貨物を西安に集めて送り出し、「鉄鉄聯運(鉄道+鉄道の複合輸送)」の集散地となって、復航貨物の大幅増を実現した。また、西安コンテナセンター駅を使って、肺炎の影響で国内の他のセンター駅に滞留した貨物を「公鉄聯運(道路+鉄道の複合輸送)」で西安に集め、全国の各種貨物が国際港務区で鉄道によって運ばれるようにして、貨物列車の貨物を確保した。

一連の対策に支えられ、中欧班列「長安号」は一日平均4~5本が運行。うち、西安と独・ムクラン、露・モスクワを結ぶ路線は一日平均2本、西安とハンガリー・ブダペスト、ベルギー・ゲントを結ぶ路線は一日平均1本が運行し、感染拡大を防ぐ物資の輸送や企業の生産を支えている。

参照元:http://news.cnwest.com/lianbo/a/2020/03/22/18594895.html
(翻訳の際に、内容が多少編集されていることがあります)

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