中欧班列「安西欧」が運行開始 関天・成渝・江漢の三大経済圏に新ルート

中欧班列「安西欧」が運行開始 関天・成渝・江漢の三大経済圏に新ルート

西部網電(陝西広播電視台『陝西新聞聯播』記者 劉権鋒 張思思)12月8日午後、陝西省南部を走る初の中欧班列(中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車)が、安康を出発した。中欧班列「安西欧」の運行開始により、関天(関中-天水)、成渝(成都-重慶)、江漢(江漢平原)の三大経済圏が繋がり、陝西省の南大門である安康市も、「一帯一路」の態勢に組み込まれることになった。

汽笛が鳴り響く中、家電製品や建材スレート等を満載した中欧班列「安西欧」が、安康東駅を出発した。貨物輸送量は約800トン、15日かけてドイツのムクラン及びハンブルクに到着予定である。「安西欧」の運行開始により、陝西省南部の中欧班列未運行時代は終わりを告げた。

陝西省の南大門であり、関天・成渝・江漢の三大経済圏の中心に位置する安康市は、西北、西南、華中を繋ぐ重要な交通要所である。この度の「安西欧」の運行開始は、今年5月に安康に、上海を経由して北米に至る国際海運ルートが開通したのに続く、「陸海内外連動、東西双向互済」発展態勢を整える新たな出来事であり、関天・成渝・江漢の三大経済圏の対外開放に新たな道を開いた。

安康市委員会常務委員、常務副市長の高晶華氏は、「この度の中欧班列の運行開始をきっかけに、西安やシルクロード経済ベルト周辺都市との提携を強化し、中欧班列の結節点という西安の役割を共に支え、安康と世界を繋ぐ道を開いていきます。」と語った。

参照元:http://news.cnwest.com/lianbo/a/2020/12/08/19351997.html
(翻訳の際に、内容が多少編集されていることがあります)

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