中新網西安1月27日電(記者 張一辰)27日に西安税関から得た情報によると、2020年の陝西省の輸出入総額は3772億1000万元(人民幣、以下同じ)となり、最高記録を更新した。韓国が陝西省の最大の貿易相手国で、対ASEAN(東南アジア諸国連合)の輸出入額が最も大きな伸びを見せた。
統計によると、2020年、陝西省の対韓国輸出入額は903億2000万元で、同期比23.5%増、対ASEAN輸出入額は404億3000万元で、同期比45.6%となっている。また、対「一帯一路」周辺国の輸出入額は630億4000万元で、同期比26.7%と、全国の伸びをやや上回った。
ASEANは資源、産業構造、貿易等の点で陝西省との相補性が強く、「一帯一路」建設の推進により、内陸にある陝西省は近年、ASEANとの経済交流が活発になっているという。このほか、中国(陝西)自由貿易試験区の建設や、中欧班列「長安号」の運行、西安総合保税区の設立も、地域間の交流や提携を促進している。
陝西省は、陝西省の企業がASEAN市場で商機を掴めるよう、両地の製品や企業の構造に基づき、装備製造(大型トラック)、鉱産物、果物産業、軽工業、工事建築の5分野において、企業のASEAN市場開拓に力を入れるとしている。
2020年は、輸出面では液晶パネル、太陽電池、衣類・繊維、薬材・医薬品等の伸びが目立った。輸入面では、石炭、鉄鉱石、大豆、原油等、コモディティや農作物が大きく伸びている。
西安税関は、今後も税関の職務を果たして、国際物流を円滑にし、税関の業務環境を整えて、通関にかかる時間を短縮し、企業に高効率の通関サービスを提供して、陝西省の開放型経済の発展を推進するとしている。
参照元:http://www.shx.chinanews.com/news/2021/0128/81244.html
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