新たに設立された外商投資企業は88社 「西引力」を放つ陝西省

新たに設立された外商投資企業は88社 「西引力」を放つ陝西省

中国(陝西)自由貿易試験区(以下「陝西自貿区」)は中国政府が2016年8月31日に設立を承認した第三群の自由貿易試験区であり、西北地域で唯一の自由貿易試験区でもある。陝西自貿区は2017年4月1日に正式にオープンし、この四年間、国際的に通用するルールに合わせた投資・貿易のシステムイノベーション体制を模索し、法治化・国際化した便利なビジネス環境を創出してきた。

統計によると、陝西自貿区で2020年に新たに設立された外商投資企業は88社、実際の外資利用額は37億8000ドルで、各々全省の15.3%と44.8%を占めた。

陝西省商務庁副庁長・王宏偉氏によると、陝西自貿区には、陝西省初の外商独資のエンタテインメント仲介会社のほか、三星(サムスン)二期プロジェクト、ボッシュ・レックスロス社のリニアガイド&フレキシブル伝送システム生産プロジェクト、シンジェンタ社の育種技術センタープロジェクト、マレーシアの幹細胞保管センター等の外資プロジェクトが次々に入居している。また、陝西自貿区は「鉄道輸送における通関書類の簡略化」「資本プロジェクトの外貨手続簡略化」「行郵税のモバイル決済」等の改革を生み出して成果を挙げ、対外貿易の発展を大きく促進したという。

来たる5月1日から施行される『中国(陝西)自由貿易試験区条例』には、自由貿易試験区は外商投資企業に対し「参入前国民待遇」+「ネガティブリスト」管理制度を実行するとされている。外商投資企業がネガティブリスト以外の領域に参入する場合は、内資・外資とも同じ原則により管理が行われる。また、自由貿易試験区は、越境ECへのサポートを強化し、越境EC関連の企業や公的機関等を支援して、通関や税務管理、決済面での便宜性を高めるものとする、と定められている。

陝西自貿区西安管理委員会の専任副主任・李群剛氏によると、産業クラスター推進の面では、中欧提携産業パークの建設に注力する。同パークにはすでに独ボッシュ社、BMW等、世界企業番付500社に入る企業のプロジェクト9件が集まっているという。また、シルクロード(西安)前海パーク、「一帯一路」臨港産業パークの建設により、東南沿海地域の産業を誘致する一方、シルクロードイベント産業インキュベーションプラットフォームをつくり、ドイツ、トルコ、イタリア等のイベント産業関連企業80社以上の入居を目指すという。

陝西省政府は、自由貿易試験区の指導的役割を果たし、システムイノベーションを柱として、国際的に通用するルールに合わせ、一流の国際ビジネス環境モデル区、制度型開放モデル区、質の高い経済発展モデル区作りに努め、開放と提携で資源を集積し、全国及び世界先進レベルの産業クラスターを区内に育成し、陝西省の開放型経済の質の高い発展をリードするとしている。

参照元:http://www.shx.chinanews.com/news/2021/0408/82014.html
(翻訳の際に、内容が多少編集されていることがあります)

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