中新網西安3月3日電(記者 阿琳娜)3日に陝西省水利庁から得た情報によると、2021年、陝西省は水利関連に年間375億元を投資して、農村の給水改善受益人口を120万人、県城施設給水能力を10万トン、土壌流出抑制・治水面積を4000m2増やす計画であるという。
2020年、陝西省は感染症の拡大防止と水利改革の発展を総合的に計画し、重点水利事業の不備を補完し、業界の監督管理を強化して、水利関連に年間354億元(前年比7.76%増)を投資した。
2021年は、民生水利建設を進め、水環境と生態を守り、郷村の振興を助け、民衆の獲得感・幸福感・安全感を高め、「十四五(第14次5カ年計画)」の水利発展に向けて好調なスタートを切るとしている。具体的には以下の通り。
今年、陝西省は、「引漢済渭工程(漢江の水を渭河に引き入れるプロジェクト)」や「東庄水利枢紐」等の重点水利事業を進め、給水施設の改善・改良を推進し、安定的水源・都市と農村の給水一体化・小型集中給水事業を規範化し、都市と農村の給水について、調和のとれた発展を促進する。
また、省級給水情報管理システムの構築や省市水質検査センターの建設をスタートさせ、県級水質検査機関のCMA(中国計量認定証書)事業を推進する。大型灌区(灌漑区)5ヶ所、中型灌区50ヶ所の整備・改築を実施して、規範的な灌区をつくり、農地大型灌区試験地プロジェクトに取り組む。
さらに、秦嶺重大生態の保護・修復を進め、秦嶺区域の小型水力発電所の整備を完了させる。重点流域・区域の水界生態系の保護・修復を推進し、渭河・漢丹江・延河・嘉陵江等の主要支流と泔河・中曲河等の中小河流の治水を強化し、河川水系と農村水系の総合的な治水を行う。
水土保持重点事業、傾斜耕地の土壌流出対策等といった国家プロジェクトを全面的に推進し、「黄河粗泥沙集中来源区防砂工程一期プロジェクト」を実施する。新型砂防ダム建設を推進し、砂防ダムの安全整備を実施し、水土保持科技モデルパークを建設する。
参照元:http://www.shx.chinanews.com/news/2021/0304/81596.html
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