12月2日、陝西省科学技術情報研究院から得た情報によると、中国科学技術発展戦略研究院が発表した『中国区域科学技術イノベーション評価報告2020』において、陝西省の「総合科学技術イノベーションレベル」指数は昨年より1.35ポイント上がって68.39%となり、引き続き全国9位にランクインした。西部では2位である。
2020年の陝西省の「総合科学技術イノベーションレベル」指数は68.39%であった。「科学技術イノベーション環境」指数と「科学技術活動産出」指数は全国平均より高く、昨年と同じく各々全国8位と4位にランクインしている。「科学技術活動投入」指数と「科学技術による経済社会発展の促進」指数は全国平均を下回り、昨年と同じ全国13位と10位である。
2020年の陝西省の「科学技術イノベーション環境」指数は70.92%で、昨年より0.19ポイント下がり、昨年と同じ全国8位となり、この指標は全国平均より0.16ポイント高い。「科学技術イノベーション環境」指数を見ると、天津、北京、上海、江蘇、広東、浙江、山東、陝西が上位8位を占め、これは全国平均(全国の科学技術イノベーション環境指数は70.76%)を上回った地区でもある。
2020年の陝西省の「科学技術活動投入」指数は60.65%で、昨年より0.88ポイント上がり、昨年と同じ全国13位にランクインした。この指標は全国平均より9.62ポイント低い。2020年の陝西省の「科学技術活動産出」指数は75.97%で、昨年より0.55ポイント上がり、昨年と同じ全国4位にランクインし、全国平均より0.39ポイント高い。「科学技術活動産出」指数を見ると、北京、上海、天津、陝西が上位4位を占め、これは全国平均レベル(全国の科学技術活動産出指数は75.58%)より高い地区でもある。
2020年の陝西省の「ハイテク産業化」指数は65.83%で、昨年より3.51ポイント上がり、昨年から2位上がって全国12位にランクインした。陝西省の「科学技術による経済社会発展の促進」指数は70.07%で、昨年より2.09ポイント上がり、全国平均より4.32ポイント低く、ランキングは昨年と同じ全国12位である。
「十三五(第13次五カ年計画、2016-2020年)」期間、陝西省の「総合科学技術イノベーションレベル」指数は62.96%から68.39%へと着実な伸びを見せ、5.43ポイント上がって全国9位の座を保っている。同報告の5年連続の評価を見ると、陝西省の「科学技術活動産出」レベルは全国でも高く、「十三五」期間ずっと全国4位を保持しているのは、主に陝西省の科学技術論文や、国家科学技術賞の獲得、技術市場が近年取得した優れた成績による。ランクが上昇しているのは「科学技術による経済社会発展の促進」と「ハイテク産業化」レベルの2つで、中でも「科学技術による経済社会発展の促進」の順位が17位から10位に上がったのは、陝西省では科学技術イノベーションが経済・社会の発展を大きく促進し、人々の生活水準が向上し、環境の質が改善されていることの表れである。「ハイテク産業化」レベルも16位から12位に上がっている。また、陝西省の「科学技術イノベーション環境」が全国8位の座を保っているのは、陝西省が人的資源や研究物資等の条件に恵まれ、イノベーションの機運に満ちているということである。(西安報業全媒体記者 関穎)
参照元:https://news.ishaanxi.com/c/2020/1203/1915274.shtml
(翻訳の際に、内容が多少編集されていることがあります)