陝西スマートIoVプラットフォーム、省内の充電スタンド利用可能率が83%に コネクティビティを実現

陝西スマートIoVプラットフォーム、省内の充電スタンド利用可能率が83%に コネクティビティを実現

このほど国網陝西電力公司から得た情報によると、陝西スマートIoV(Internet of Vehicles)プラットフォームは、電気自動車(EV)充電スタンド1.8万台以上が利用可能になり、省内の充電スタンド利用可能率が83%を超え、EV充電設備のコネクティビティをほぼ実現したという。

陝西スマートIoVプラットフォームは、省発展改革委員会の委託を受け、陝西電力産業協会充電設備分会が設立運営する、西部地域初の省級充電サービスプラットフォームである。2019年3月6日のスタート以来、全省の充電資源を統合し、充電インフラ企業の連携を促して、「車、桩、網、電、光、蓄、充」七位一体の発展態勢をつくり上げてきた。

同プラットフォームは陝西省内の国家電網(STATE GRID)、特来電(TGOOD)、星星充電(Star Charger)等の系列の充電スタンド企業26社と提携しており、登録EV車数は1万台以上と、バス、タクシー、トラック、特殊車、公用車、自家用車等、ほぼ全車種の充電に対応できる。同プラットフォームがリリースしたアプリ「聯行秦e充」では、充電スタンド企業26社による電力直接購入や「グリーン(風力・太陽光)電力」取引サービスを利用でき、2020年以来、取引電力量は1.8億kWhを超え、省内の風力・太陽光発電の消費を促している。

国網陝西電力公司の建設した、西部地域初の空港充電ステーション、「給油・ガス・充電」合体充電ステーション、「光蓄充(太陽光発電・蓄電・充電)」一体化スマート充電ステーション、スマートパーク西部創新港大容量充電ステーション、秦嶺山区道路充電ステーションが、同プラットフォームに加わった後、デモンストレーション効果が生まれたという。統計によると、「十三五」期間に国網陝西電力公司は4.3億元を投資して、陝西省の高速道路と各市(区)に充電スタンド3960台を設置し、EV車の充電環境を充実させている。

同プラットフォームはまた、国網陝西電力公司に委託して、西部地域初の充電設備安全検査センターを設立したが、このセンターはCNAS認証(中国合格評定国家認可委員会実験室認可証書)を取得済みで、安全検査107項目を実施できるという。(記者 郭軍 通信員 薛怡)

参照元:http://www.shx.chinanews.com/news/2021/0103/81012.html
(翻訳の際に、内容が多少編集されていることがあります)

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