西部網電（陝西広播電視台『陝西新聞聯播』記者 魏佳 丁亮）習近平総書記（国家主席）は、陝西省視察の際、「六穏工作」と「六保任務」を確実に実施し、陝西省の新時代の「追赶超越」に取り組むよう強調した。陝西省の税務・金融等の部門は、「税銀互動」というプラットフォームの設立により、新型肺炎の影響に苦しむ零細企業が、納税信用に応じて銀行から融資を受けられるようにし、資金繰り問題の解決をサポートしている。
赤外線サーモグラフィー技術により、人の密集するエリアで発熱患者を瞬時にスクリーニングできるだけでなく、身体の健康状況を分析・診断して、治療案を提示し、中医薬を処方できる……西安高新区において、西安泰豪紅外科技公司が開発したこのスマート赤外線診断支援システムは現在、国内の医療機関100ヶ所以上で使用されている。
同社は赤外線サーモグラフィー技術を武器として、光電システムの開発・生産に従事する技術系企業である。新型肺炎の発生後、発熱症状を瞬時にスクリーニングできることから、国内市場で赤外線サーモグラフィー装置の需要が急増したため、全国各地から注文が殺到したが、同社責任者の劉偉氏は大きなプレッシャーに悩まされた。
資金繰りに困っているのを知り、西安高新区税務局は、実地調査を経て、次のような解決策を提示した。同社の納税信用等級はBであり、信用格付けが高いため、陝西省税務部門の設立したプラットフォーム「税銀互動」を通じて、一定限度額の無担保融資を申請できるというものである。
「税銀互動」は、陝西省税務部門が商業銀行及び金融機関と共同で設立した零細企業融資プラットフォームである。納税信用等級が高い企業は、オンライン申請により、迅速に融資が受けられる。現在、建設銀行の「雲税貸」や、農業銀行の「納税e貸」等、10以上の金融商品がリリースされている。西安経済開発区では、今年以降、消防設備技術会社が、納税信用により西安銀行・重慶銀行等の金融機関から260万元以上の融資を受け、同社がコロナで受けた影響の緩和に役立っている。
統計によると、コロナ発生以降、陝西省では44万社以上の零細企業に、活動再開を支援する「税銀互動」関連情報を配信しており、今年第1四半期には、「税銀互動」により、中小企業・小規模事業者5182社に1万900件、27億3700万元の融資を行ったという。
参照元：http://news.cnwest.com/lianbo/a/2020/05/11/18739513.html
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