陝西省楊凌:上海協力機構加盟国に農業のリモート国際研修

陝西省楊凌:上海協力機構加盟国に農業のリモート国際研修

先ごろ、楊凌農業ハイテク技術産業モデル区管理委員会の主催する「2020中国農業リモート研修」が正式にスタートした。

「新型農業経営主体の発展は、家庭経営の基礎的地位を引き上げ、現代農業の発展を促す必然的要求であり、中国の農業組織構造の転換・高度化であって……」西北農林科技大学の汪紅梅副教授が、楊凌メディア融合センターのスタジオから、中継プラットフォームによって、各国の受講者たちに講義を行った。

今回の研修は、中継プラットフォーム「愛楊凌」と会議アプリ「騰訊会議(Tencent Meeting)」英語版を用いたリモート講義により行われている。ウズベキスタン、パキスタン、イラン等、上海協力機構(SCO)の加盟国19ヶ国から100名以上の受講者がオンライン講義に参加した。これは新型コロナウイルス肺炎発生以降、楊凌モデル区がSCO加盟国向けに開催した初のリモート国際研修であるという。

「楊凌モデル区のこの研修は内容が多く、実用性が高い。中国の農業生産の先進的経験を知ることができ、とても役に立つ。我々受講者全員、得るものがあります!」バングラデシュの受講者は、講義が終わった後に送ってきた、研修の感想ビデオレターでこう語っている。

「今回の研修で、様々な国の人が、中国の新型農業経営主体の育成について知り、その経験を学んで、世界の現代農業の発展に中国の知恵を役立ててくれるに違いありません。」汪紅梅副教授は言う。

「次は、SCO秘書処(事務局)等の国際組織から支援を得て、各発展途上国の農業技術研修についてのニーズを集め、質の高い研修カリキュラムをつくり、楊凌モデル区ならではのリモート研修を各国に行うつもりです。」モデル区党工作委員会外事办公室副主任、国際合作局副局長の馬静氏は語った。

参照元:http://news.cnwest.com/sxxw/a/2020/06/04/18811714.html
(翻訳の際に、内容が多少編集されていることがあります)

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