西部網電(陝西広播電視台『陝西新聞聯播』記者 蒋雲龍)コロナ禍にも関わらず、今年上半期(1~6月)、陝西省の鉄道貨物輸送は増加し、発送貨物合計は同期比20.9%増と、増加幅が全国2位となり、陝西省の貿易回復や着実な発展に強力な保証を与えている。「多装快跑」が景気の回復を後押ししている。
新豊鎮駅は、全国鉄道輸送の重要な拠点であると同時に、主要操車場12駅の一つとして、包西(包頭〈バオトウ〉-西安)鉄道、西康(西安-安康)鉄道、隴海(連雲港-蘭州)鉄道等、七つの方向を繋いでいる。6月以降、駅長の劉日利氏は、陝北方向の操車が明らかに増えていることに気づいた。
陝西省は、全国でも重要なエネルギー産業基地であり、石炭産量が全国3位である。陝西省の鉄道にとって、貨物の78%以上は石炭である。石炭の円滑な輸送を保証し、企業の事業活動再開を助けるため、中国鉄路西安局集団有限公司は、重点企業に聞き取り調査を行い、一部路線の石炭に10%~20%の運賃値下げを実施した。また、新豊鎮駅は場所の強みを活かして、車両編成を最適化し、操車効率を大きく高めた。6月、同駅は車両取扱記録を3回更新し、初めて3.5万台の大台を突破した。
このほか、鉄道部門は専用線84本の企業と協議し、専用線の積替え料や駅使用料等の前払料金を値下げした。平均値下げ幅は25%で、企業の物流コストが大幅に下がった。
今年上半期(1~6月)、陝西省の鉄道の発送貨物合計は10287万3000トンと、同期比20.9%増で、伸び幅が全国2位となった。また、中国鉄路西安局集団有限公司は、浩吉鉄道の「北煤南運(北の石炭を南に運ぶ)」大通路の機能を大いに活用し、南北路線の操車や空積載の組成を最適化して、積載量を増やした。上半期、浩吉鉄道の石炭輸送量合計は976万2800トンであったが、このうち、陝西省の輸送量は905万8100トンと、全体の92.78%を占め、石炭輸送量と輸送比率がいずれも過去最高を記録した。
参照元:http://news.cnwest.com/lianbo/a/2020/08/11/18993820.html
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