陝西省、節水型都市の建設を推進

陝西省、節水型都市の建設を推進

先ごろ、都市計画・建設及び市政公用管理とそのサービスプラットフォームを活用して、都市の節水を推進するため、省の住宅&都市農村建設庁は、省発展改革委員会と共同で、関連施策について通達を出し、「水不足都市」である西安市、咸陽市、銅川市、渭南市は、2019年には省級節水型都市基準を、2020年には国家節水型都市基準を満たさなければならないとした。

節水型城市を建設

通達によると、「水不足都市」である西安市、咸陽市、銅川市、渭南市は、2019年には省級節水型都市基準を、2020年には国家節水型都市基準を満たさなければならない。国家級・省級節水型都市になっていない以上の「水不足都市」は、指導を強化して建設を急ぎ、計画を定めて、都市節水体制を整備し、各段階の完成期限を明確にして、節水のための改造を進め、都市の節水能力を引き出して、期限までに国家節水型城市の建設という目標を達成するよう求められている。

通達によると、楡林市、漢中市、安康市、商洛市、楊凌示範区等のその他地級以上市(区)は、国家環境保護部等11部委(省と委員会)の『水汚染防止行動計画実施状況審査規定(試行)』の要求事項に基づき、2020年に『都市節水評価標準』のⅡ級以上に到達しなければならない。

各市(区)は、政府の主要指導層をリーダーとする節水型都市建設指導チームを設け、実行団体や責任分担を明確にして、計画を段階的に実施し、関連法規制を整備し、法に基づき節水型都市建設の管理任務を果たすこと、節水技術や節水製品の応用を進め、国の要求事項に従って節水統計制度を実施し、節水型城市の建設に取り組むことが求められている。

節水型の住宅区・団体・企業を建設

節水型の住宅区・団体・企業の建設に取り組み、各団体・各家庭・各個人が節水を心がけるようにする。各地は、実情に即した節水奨励体制を設け、企業や団体、住民の節水用品の使用を奨励・支援し、国が排除すると定めた水消費量の多い用具を改良することとされている。集中温水供給システムの民間用建築は、国の『民用建築節水設計標準』の要求事項に従い、水循環措置を施して水の浪費を減らし、無効流出時間は標準規格の関連規定に合致しなければならず、合致しない場合は期限を定めて改良しなければならない。

節水に努め スポンジ都市を建設

各地は、地域の特性により、スポンジ都市の計画・建設を推進し、透水性舗装や雨水貯留用緑地を設けて、雨水の収集利用や透水性舗装を増やす等の方法により、表面流出を制御しなければならない。新規建設区は、透水性舗装を増やすこととし、国の関連比率を下回ってはならない。既存の改築事業は、雨水浸透能力を高めなければならない。また、都市の水系分布や水資源の条件に基づき、湿地回復、汚水遮集、河川浚渫等の手段を講じて、都市の水生態を改善すること、都市の生態環境への影響を最小限にするという開発コンセプトに従い、開発を制御し、都市本来の水生態環境の破壊をできる限り減らし、水が自然に貯留・浸透してきれいになる「スポンジ都市」を建設することが挙げられている。

「弱点を補い、生活を向上させる」インフラ建設     通達は、長期的効力のある体制を設け、投資を強化し、社会資本の投融資体制を整備して、持続可能な投資制度を保証し、「政府が統領し、企業が施治し、市場が駆動し、公衆が参与する」節水の新体制を構築するよう、各市(区)に求めている。節水型城市の建設を、都市建設の「弱点を補い、生活を向上させる」目標の重点とし、都市インフラの統合的な建設を推進するという。

参照元:http://news.xiancn.com/content/2019-03/21/content_3434792.htm
(翻訳の際に、内容が多少編集されていることがあります)

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