国慶節の連休中、陝西省ではあちこちで、新中国成立70周年を祝う様々な文化・観光関連の催しが開かれ、「安全、秩序、上質、効率的、文明的」という目標が守られた。省文化観光庁によると、国慶節期間に陝西省を訪れた国内外の旅行者数は延べ6241万5200人、観光収入は計397億2200万元に達したという。
国慶節を迎えるにあたり、省文化観光庁は、国慶節中の関連業務の手配を整えると共に、宝鶏、銅川、安康、漢中、延安等の観光安全業務を監督・指導する監査チーム5組を編成した。
連休中に訪れる大勢の観光客に対応するため、陝西省の各文化観光当局や関連企業は、駐車場の増加、交通モニタリングの強化、道路標識等の整備、観光地の開園時間の調整等といったサービス向上に取り組むと共に、観光市場に目を光らせるための総合監督管理体制を設け、悪徳業者や悪徳商売等の取締りを行った。
新中国成立70周年を祝う催しは多種多彩で、「紅色旅游(レッド・ツーリズム)」が人気を集めた。国慶節期間の古城・西安は、煌びやかな光に彩られた。延安鳳凰山革命旧址では、延安革命記念地管理局の主催するイベント「相約延安祝福祖国」が、宝鶏市の周文化観光区では国慶節特別イベント「致敬祖国」が開催され、渭南市の桃花源民俗文化園では、舞台「給祖国母親的礼物(母なる祖国への贈り物)」が上演された。バラの街として知られる洛南県では、「喜迎国慶 共奏歓歌」と題した戯曲の上演や無形文化遺産関連の催しが行われた。照金革命記念館には延べ3万4400人が訪れた。
観光関連のイベントも豊富にあった。渭南市では「秋爽中国・嗨渭南」をスローガンとした関連イベント22件が、漢中市では漢文化の体験やショー等、漢文化をモチーフにしたイベントが催された。宝鶏市では「一県一品」関連活動のほか、鳳県古鳳州生態民俗文化観光祭や秦嶺紅葉祭が開催された。西咸新区詩経里小鎮では、詩経をテーマとした文化イベントが開かれた。連休期間中、秦始皇帝陵博物院の入場者数は延べ40万5500人、陝西歴史博物館の入館者数は延べ7万1000人、大慈恩寺・大雁塔観光区の入場者数は延べ10万900人、華清宮の入場者数は延べ22万3700人、城壁・碑林歴史文化観光区の入場者数は31万9000人、華山の入場者数は延べ12万4300人、大唐不夜城の入場者数は延べ119万9600人であった。
農村観光も高い人気を見せた。旅行者数が多かったのはやはり、陝西省の農村観光の代表地、袁家村、馬嵬驛、白鹿倉である。連休期間中、袁家村を訪れた旅行者数は延べ89万5000人、馬嵬驛は延べ44万6000人、白鹿倉は延べ76万9000人に達した。(記者 李衛)
参照元:http://new.shaanxi.gov.cn/sxxw/sxjdt/150497.htm
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