先ごろ、陝西省の大手鉄鋼会社である陝鋼集団漢中鋼鉄有限責任公司のガス総合利用発電プロジェクトが施工開始となった。これは、同社の省エネ・排出削減の取り組みが新たな飛躍を遂げたことを示している。
2018年に同社が発電に用いた高炉ガス量は約14億m3であるが、設備・技術の陳腐化や、ガス利用効率の低さにより、3.4億m3を超えるガスが点火・放出され、経済的損失は2100万元に上るという。
この度、施工開始したガス総合利用発電プロジェクトは、陝鋼公司が経済発展の新常態(ニューノーマル)に適応し、総合利用を進め、省エネ・排出削減を強化し、質の高い発展を実現する重要な取り組みである。プロジェクトは投資額2億9900万元、製鋼所の余剰ガス資源を総合利用して電力を生産する計画で、最終的にはガス排出ゼロを実現して、環境汚染を減らすとしている。
参照元:http://news.cnwest.com/dishi/a/2019/08/19/17944441.html
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