陝西自由貿易試験区で「証照分離」改革を全面的に試行

陝西自由貿易試験区で「証照分離」改革を全面的に試行

 12月2日に省市場監督管理局から得た情報によると、11月30日、省政府弁公庁は『中国(陝西)自由貿易試験区「証照分離」改革全面的試行の実施計画』(以下『実施計画』)を発行した。12月1日より、陝西省は陝西自由貿易試験区において「証照分離」改革の全面的試行を実施する。
陝西省は近年、一部の企業営業許可証に関して「証照分離」改革を実施した経験をもとに、陝西自由貿易試験区において、企業営業許可証関連事項の、中央レベルで定められた523項目、当省で定められた10項目に対し全面的な管理を実行し、承認の直接取消、承認制から届出制への変更、告知承諾制の実行、審査サービスの最適化という4つの方法により改革を推進して、反復と普及が可能な成果を挙げるとしている。
『実施計画』に打ち出された内容は次の通り。
●関連部門は経営範囲の規範的な登録を推進し、関連主管部門は企業営業許可証関連事項に対応する経営範囲の表現を明確にして経営範囲の規範的な登録を推進し、証照(証明書と許可証)の対応関係を整理する。
●関連部門は承認の有効性を高め、承認サービスの標準化を推進し、正確でわかりやすいガイドラインを制定・発表し、自由裁量権を規範化し、期限を厳格化し、不当な障壁をなくす。
●「インターネット+政務サービス」を推進し、企業経営許可証手続における「一網通弁」「最多跑一次」を推進する。
●承認行為の監督管理を強化し、承認サービスを受ける側の企業がサービスを評価する制度を設ける。
また『実施計画』では、以下のことが強調されている。
●関連部門は事中・事後の監督管理を強化し、「誰審批・誰負責、誰主管・誰監管」原則により、承認と監督管理の連携を強化し、承認・監督管理部門の責任を明確にして、「不批不管(承認せず管理しない)」「只批不管(承認はするが管理しない)」「厳批寛管(承認は厳しく、管理は緩く)」等の問題を是正する。
●「双随機、一公開」管理、部門間の連携管理、「インターネット+監督管理」を推進し、新技術・新産業・新業態・新モデルに「包容審慎監管」を実行し、ハイリスク産業・分野に対し重点的に監督管理を行う。
●信用監督管理を強化し、法に基づき虚偽の承諾や違法経営等の取締りを行い、企業信用情報を記録して、信用喪失の共同懲戒を実行する。
記者 徐穎 程靖峰

参照元:http://www.shx.chinanews.com/news/2019/1203/76129.html
(翻訳の際に、内容が多少編集されていることがあります)

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