第1~3四半期、陝西省の「一帯一路」周辺国に対する輸出入額は457億1000万元

第1~3四半期、陝西省の「一帯一路」周辺国に対する輸出入額は457億1000万元

中新網西安10月23日電(記者 田進)23日に西安税関から得た情報によると、今年の第1~3四半期(1~9月)、陝西省の「一帯一路」周辺国に対する輸出入額は457億1000万元(人民元、以下同じ)となり、昨年同期より34%増え、同期の全省の輸出入総額の16.4%を占めるという。

西安税関は、「一帯一路」周辺の通関協力システムの構築に積極的に携わっている。青島税関とは税関間協力覚書を、満洲里等の18税関とは『「一帯一路」建設に貢献し中欧班列の通関便利化を促進する協力覚書』を、重慶等の15税関とは『地域税関の「西部陸海新通道」建設を共同支援する協力覚書』を締結したほか、カザフスタンと税関実務協力プロジェクトを実施して、「一帯一路」建設と地域経済の調和的発展に努め、東西南北を繋ぐ通関ルートを形成している。

コロナ禍においては、陸・海・空輸送と自在な組み合わせが可能な中欧班列の独自の強みを把握し、中欧班列(長安号)の発展を支援する措置16項目を定めた。「班列+口岸(出入国検査場)+保税」政策を大いに活用して、自動車の輸出入・並行輸入・保税保管業務を実施し、輸入穀物に「先入区、後検測(先に受け入れ、後で検査)」措置を講じて、保管期間を短縮。中欧班列の業務範囲拡大を支援し、各地の越境EC貨物を集めて中欧班列(長安号)で送り出す一方、西安港(陸港)発展計画について具体的な策を定め、国際港務区の陸港型国家物流拠点や中欧班列中継点づくりを支援している。

コロナに関しては、「一帯一路」周辺国への防疫物資の迅速な通関を行い、アゼルバイジャン共和国やキルギス共和国へ寄贈する医療物資が速やかに輸出されるようにした。「2ステップ申告」「緑色通道」「検査立会免除」等の措置を全面的に推進して、通関書類を減らし、手続を簡略化し、通関のスピードアップを図る一方、関税保証保険・自己申告納税・一括徴税・電子決済を推進し、通関にかかる時間を短くしている。

また、「一帯一路」周辺国の輸入関連要求事項の収集、輸出企業へのコンサルティングサービスの提供、企業の国外の制限措置への対応支援、「一帯一路」周辺国の新市場開拓のサポート等も行っている。

西安税関の統計によると、陝西省の2020年第1~3四半期の輸出入総額は2790億7000万元で、内訳は輸出額が1403億1000万元、輸入額が1387億6000万元という。

参照元:http://www.shx.chinanews.com/news/2020/1024/80162.html
(翻訳の際に、内容が多少編集されていることがあります)

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