西部網電(陝西広播電視台『陝西新聞聯播』記者 陳雯婷 洋県台 何龍) 毎年4月になると、陝西省漢中市洋県に生息する国家一級保護動物のトキが、繁殖期に入る。ここ数日、トキ人工繁殖センターでは、今年の人工孵化によるトキの雛が次々に誕生している。
トキ国家級自然保護区管理局・人工繁殖センターが特別に拵えた保育器の中で、人工孵化により誕生した今年最初のトキの雛がすくすく育っている。この雛は、28日間の胚発生期を経て、殻を破るのに40時間近くかかった後、無事生まれてきた。その一日後には、2羽目の雛も生まれた。担当者が毎日、決まった時間に特別な餌を与えている。
トキは晩成性で、孵化したばかりの雛は虚弱であるため、給餌の栄養バランス以外に、人工孵化の際の温度や湿度、光についても厳しい条件がある。
4月初旬より、人工繁殖のトキの卵10個から、すでに2羽の雛が生まれ、それ以外のいくつかの卵も、殻が割れ始めている。雛は生まれた後、保育器の中でさらに40日ほど育雛期を過ごすと、人工繁殖の全プロセスが完了する。
参照元:http://news.cnwest.com/lianbo/a/2020/04/13/18656524.html
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