西部網電(陝西広播電視台『陝西新聞聯播』記者 王嘉毅 崔剛 張柏棟 李猛) 7月21日、省委員会書記の胡和平氏が、一部外資企業を訪問して視察・聞き取りを行い、ディスカッションミーティングを開催した。同氏は、習近平総書記が陝西省を視察した際に行った重要講話に従い、「一帯一路」の共同構築の輪に加わって、開放拡大の道を進み、ビジネス環境を整えて、「穏外資・穏外貿」を進め、レベルの高い内陸改革開放地区の建設に努めなければならないと語った。
サムスン電子の全資子会社・三星(中国)半導体公司のフラッシュメモリ工場二期プロジェクト建設は、2018年3月に着工した。胡和平氏は同社を訪れ、プロジェクト計画の説明に耳を傾けた後、現場の建設状況を視察し、資金状況やプロジェクトの進捗、市場の展望等を聞き、一日も早い竣工を目指して頑張るよう激励した。兄弟机械(西安)公司では、新開発のCNC工作機械を工場で視察して、製品の性能や市場の販売状況を聞き、何か困っていることや必要な支援はないかと尋ね、製品の応用領域を拡大して市場シェアを増やし、さらなる発展に努めるよう、励ましの声をかけた。
ドイツのSEW-EURODRIVEグループは、世界で最大規模の動力伝達装置サプライヤーである。胡和平氏はSEW伝動設備(西安)公司を訪れ、製品の特性や経営状況等について質問した。同社が製品の輸送を海上輸送から中欧班列「長安号」に変えたら、コストが大幅に下がったことを知ると、非常に喜び、ハブ的役割を持つ陝西の強みのもと、物流効率を高めてコストを減らし、企業の競争力を強化してほしいと語った。西安盛賽爾電子公司では、工場に入って火災報知器の生産状況を尋ね、光電式挿管装置の稼働を視察し、コロナの影響について質問した後、陝西省での配置を強化してさらなる発展を実現するよう、激励の言葉をかけた。
また胡和平氏はディスカッションミーティングを開催し、陝西省の「穏外資・穏外貿」や、西安市のビジネス環境整備等の報告を聞き、外資企業の発展に存在する問題について、理解を深めた。会議では、三星(中国)半導体、力成半導体、西安中車永電通捷電気、施耐德電気、西安楊森製薬、聯合汽車電子(UAES)等の外資企業の代表者が発言した。
胡和平氏は、陝西省の外資企業が陝西省の経済や社会の発展に果たしてきた貢献に、感謝の意を述べ、次のように語った。習近平総書記は、陝西省視察時に発表した重要講話で、陝西省はレベルの高い内陸改革開放地区となり、対外開放に大きく力を入れなければならないとしている。我々は、開放拡大の道を進み、対外開放を重要な一手として、積極的な開放政策を実行し、改革・発展・イノベーションを促進して、開放型経済の発展に努めていく。ハブ経済・ポータル経済・流動経済を大きく発展させて、中欧班列「長安号」の強みを確固たるものとし、西安咸陽国際空港の建設を急ぎ、物流条件を整えてサプライチェーンをつくり上げ、イノベーション・生産・資源の要素を集めて、内陸における高効率・低コストの国際貿易ルートを構築していく。市場化・法治化・国際化したビジネス環境づくりを推進し、「放管服」改革を深め、外資企業の質問や訴えに一つ一つ対応し、外資企業のさらなる発展を支援し、その権利と利益を守っていく。外資企業がコロナの影響を克服して、さらに発展し、陝西省の経済や社会の発展に寄与してくれることを望むものである。
省委員会常務委員で西安市委員会書記の王浩氏、省委員会常務委員で省委員会秘書長の盧建軍氏、副省長の徐大彤氏、西安市市長の李明遠氏が参加した。
参照元:http://news.cnwest.com/lianbo/a/2020/07/22/18946744.html
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