2025年までに陝西省は「文化と科学技術の融合」省級モデル基地30ヶ所を建設

2025年までに陝西省は「文化と科学技術の融合」省級モデル基地30ヶ所を建設

12月4日に陝西省科学技術庁から得た情報によると、文化と科学技術の融合を促し、イノベーション能力を高め、文化事業や文化産業の質の高い発展を推進するため,省科学技術庁、省委員会宣伝部、省委員会互聯網信息辦公室(インターネット情報局)、省財政庁、省文化&観光庁、省広播電視局は共同で、『陝西省による文化と科学技術の深度融合の促進に関する実施意見』(以下『意見』)をまとめた。

『意見』によると、陝西省は2025年までに、文化と科学技術の融合について、省級モデル基地30ヶ所を建設し、トップ企業5社及び重点・主要企業50社を育てると共に、イノベーション体系の整った、資源の相乗効果が明らかな、文化事業・産業の質の高い発展態勢を構築していくという。陝西省の実状に合わせ、主要共通技術の研究開発強化、イノベーション体系の整備、成果の応用と推進、環境の整備という4つの点から、文化と科学技術の融合を促進するとしている。

主要共通技術の研究開発強化の点では、基礎理論の研究に力を入れ、ビッグデータや人工知能等の技術研究を実施し、文化と科学技術の融合を行う重点産業のイノベーションチェーンを配置する。文化の技術標準を定め、技術標準化体制や産業評価体制を確立する。文化関連製品の重要技術の開発を支援し、次世代情報技術や人工知能等といった先進的技術成果の産業利用を推進する。

イノベーション体系の整備の点では、文化関連技術のイノベーションプラットフォームづくりを推進し、文化と科学技術の融合において「1155工程」を実施し、「四主体一聯合」新型研究プラットフォームを建設し、産学研用(企業・大学・研究機関・実用化)の連携を促進する。イノベーションのサポート体制を整え、省級「衆創空間」やインキュベーターを育てる。関連のビッグデータシステムを構築し、文化産業の情報化を進め、デジタル製品の生産やデジタル文化産業の成果を転換するプラットフォームを設け、知的財産権の保護・追跡体制を整備する。文化関連技術企業の育成に力を入れ、関連のトップ企業・主要企業を生み出す。

成果の応用と推進の点では、「インターネット+」の新しい文化産業を育て、イノベーション成果の応用を急ぎ、中小企業向けのデジタルサービスプロバイダーを育てる。「智慧文旅(スマート文化観光)」の発展を促し、陝西省の文化&観光の3D型リソースライブラリーをつくる。メディアコンバージェンスの発展を推進する。公共文化サービスのデジタル供給を促進する。

環境の整備の点では、省・市・県の連携体制を設け、統計モニタリング・評価制度を確立し、人材育成やシンクタンク作りに取り組み、金融支援を強化する、等としている。(記者張梅)

参照元:http://www.shx.chinanews.com/news/2020/1207/80680.html
(翻訳の際に、内容が多少編集されていることがあります)

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